SBI-3150(AK1910)
(抗PLD4抗体/pDC・活性化B細胞標的)
適応疾患(どんな病気を治療するか)
SBI-3150(AK1910)は多くの自己免疫疾患で活性化されているpDC(形質細胞様樹状細胞、Plasmacytoid Dendritic Cell)とB細胞を同時に標的とできる抗体医薬です。
B細胞を標的とする抗体医薬はすでに上市されており、治療効果をあげておりますが、疾患の直接の原因となる活性化B細胞を標的とできるSBI-3150(AK1910)は副作用が少なく、薬理効果の高い自己免疫疾患治療薬となる可能性を秘めています。
作用機序(どのように働くか)
SBI-3150(AK1910)は、pDCと活性化B細胞に特異的に発現するPLD4(Phospholipase D family member 4)に対する抗体で、過剰なインターフェロン(IFNα)の産生をしているpDCと自己抗体を産生している活性化B細胞に結合します。それにより、pDCと活性化B細胞を同時に殺傷することで自己免疫疾患を治療します。
開発状況
- 2023年11月8日
自己免疫疾患治療薬「AK1910」の第Ⅰ相臨床試験開始について
印刷用(PDF/83KB)
- 2023年9月6日
SBIバイオテックが導出した「SBI-3150」におけるマイルストーン達成のお知らせ
印刷用(PDF/23KB)
- 2021年12月20日
SBIバイオテックが導出した「SBI-3150」におけるマイルストーン達成のお知らせ
印刷用(PDF/136KB)
- 2020年3月19日
「SBI-3150」に関する旭化成ファーマ株式会社とSBIバイオテック株式会社の
独占的ライセンス契約締結のお知らせ印刷用(PDF/161KB)