SBI-9674
(抗SBI9674抗体)
適応疾患(どんな病気を治療するか)
SBI-9674は自己免疫疾患を対象として開発中の抗体医薬で、特に全身性エリテマトーデス(SLE)を対象として開発を目指しています。SLE患者では、免疫の異常により全身に炎症が生じ、関節、皮膚、内臓などのさまざまな臓器の異常が一度に、あるいは次々に起こってきます。日本では難病指定を受けている疾患です。
作用機序(どのように働くか)
抗SBI9674抗体は、pDCに特異的に発現するSBI9674タンパク質(非開示)に対する抗体で、pDC上に発現するSBI9674タンパク質と結合することでpDCからの過剰なインターフェロン(IFNα)の産生を抑制させることができます。この抗体は、pDCを殺さずに効能を発揮できる特徴を有しており、様々な人に対して適用できる可能性があります。
開発状況
- 2022年6月10日
SBIバイオテックが導出したSBI-9674におけるマイルストーン達成のお知らせ
印刷用(PDF/32KB)
- 2020年7月28日
SBIバイオテックが導出したSBI-9674におけるマイルストーン達成のお知らせ
印刷用(PDF/117KB)
- 2017年1月10日
協和発酵キリン株式会社との「SBI-9674」に関する独占的ライセンス契約締結のお知らせ
印刷用(PDF/137KB)